中古スマホは安価に購入できておトク度が高く魅力的ですよね。
ですが、すぐに使えなくなってしまうと金銭的な魅力がなくなってしまいます。
ということで中古スマホの「寿命」について考えてみましょう。
結論から先にいうと中古スマホの「寿命」は人それぞれなのですが、
- 修理部品の供給ストップ
- 使いたいアプリが使えなくなった
というときなどが「寿命」と捉えるタイミングになります。
では、
- 「部品の供給は何年くらい?」
- 「アプリが対応しなくなるのはどれくらい?」
- 「具体的に何年くらい使えるか目安が知りたい」
という疑問が湧いてくると思います。
そこでこれら「寿命」に関係する疑問を解消すべく解説していきたいと思います。
中古スマホの「ソフトの寿命」と「ハードの寿命」

中古スマホの寿命は、
- 「修理不能」
- 「すぐに電池がなくなる」
- 「最新機能が提供されない」
- 「自分の使いたいアプリが使えない」
などが考えられます。
スマホの寿命は大きく分けて、
- 「ソフトの寿命」
- 「ハードの寿命」
があります。
これら「ソフトの寿命」や「ハードの寿命」について説明します。
ソフトの寿命
「ソフト」とはスマホの中に組み込まれたプログラムのことです。
専門用語では「OS(オーエス)」と呼ばれ代表的なものに、
- iOS(アイオーエス)
- iPadOS(アイパッドオーエス)
- Android(アンドロイド)
がありますね。
これらの「OS」はスマホが発売されてから、
一定期間「アップデート」
を受け取れます。
「アップデート」のプログラムを受け取りスマホに取り込む(インストール)と、
「最新機能の利用」や「セキュリティの向上」
といったメリットがあります。
ですが「アップデート」はいつまでも配信されず、いずれ終了してしまいます。
そうなると、
「最新機能の利用」や「セキュリティの向上」
はなくなります。
そしてやがて、
アプリが対応しなくなります。
つまり、
「アップデートが止まると使えないアプリが出てくる」
ということです。
アップデートの配信が止まったからといってすぐにスマホが使えなくなるわけではありません。
ですがアップデートの配信が止まると、
- セキュリティが不安
- 使いたいアプリが使えない
- 使いたい機能が利用できない
という問題が「徐々に大きく」なっていき、
「自分の許容できる限界をこえたとき」が「ソフトの寿命」
となります。
許容範囲は人によって違うため「寿命だ」と思うタイミングは人それぞれということになります。
ですが、
古いスマホほど寿命が早い
のは間違いありません。
そこで重要になってくるのは、
- いつ発売されたスマホなのか?
- メーカーによるアップデート期間の違い
になります。
いつ発売されたスマホなのかは、たいてい商品の紹介ページや値札などに書いてあります。
わからない場合は「iPhone 8 発売日」といった具合に型番で検索すれば答えが得られるでしょう。
「メーカーによるアップデート期間の違い」については後述します。
ハードの寿命
「ハード」とは「スマホそのもの」や「部品」などをさします。
「ディスプレイ」や「バッテリー」といった部品は「ハードウェア(略してハード)」です。
これらの部品が破損しても、
修理できなくなったら「ハードの寿命」です。
メーカーは販売終了後、数年程度は部品を保有してくれています。
以下の「富士通」では販売終了後「3年くらい」です。
Appleの場合は5 ~ 7年ほどになります。
そのため販売が終わってから数年は修理に出すことができます。
ですが、
部品の保有期間が終わったらメーカーで修理することはできません。
ということで、
- 部品がない
- 修理代が端末購入価格より高い
という場合は「ハードの寿命」と考えていいでしょう。
ソフトと同じくハードの寿命も、
古いスマホを買うほど寿命が早い
ということになります。
スマホの「アップデート期間」と「寿命」

「ソフトの寿命」項でメーカーによって「アップデート期間が異なる」とお伝えしました。
ここでは少し詳しくみてみたいと思います。
長いものでは5年以上短いと2年くらい
日本でよく販売されているスマホのアップデート期間はだいたい以下のような感じです。
- iPhone:だいたい5年くらい
- Pixel:3回のOSアップデート
- Xperia:2回のOSアップデート
- Galaxy:4回のOSアップデート
- AQUOS:2回のOSアップデート
最も長いのはやはりAppleの「iPhone」ですね。
3年落ちのiPhoneを中古で買っても、
2年くらいは最新のアップデートを受け取れます。
つまりiPhoneは「ハードもソフトも寿命が長いスマホ」です。
中古でも最も人気が高く、流通相場も高値を維持します。
Androidスマホでは「Galaxy」が長めです。
機種にもよりますがOSのバージョンがアップする「メジャーアップデート」を4回受け取れます。
Galaxyシリーズのアップデート期間は、
- Galaxy S20シリーズまでは3回
- Galaxy S21シリーズ以降は4回
という具合です。
「Xperia」や「AQUOS」は2回となっているので、
早めに寿命がくる
ということになります。
使いたいアプリが使えなくなったら「寿命」
先にもお伝えしたとおり「アップデートの提供がストップ」しても、
スマホが急に使えなくなるわけではありません。
ですが、対応アプリが減っていき「ダウンロードやインストール」ができなくなっていきます。
そして使いたいアプリの対応が終わってしまったら「ソフトの寿命」です。
例えば対応OSがやや厳しめのQRコード決済アプリ「PayPay」は2022年9月には、
- iPhone:iOS 13以降
- Android:Android 7以降
が、対応という具合になっています。

「iPhone」の場合、
「iPhone 6」や「iPhone 5s」は「iOS 12」でアップデート終了
となっています。
「PayPay」アプリを使う人で「iPhone 6」や「iPhone 5s」を使っている人は
2022年9月に「ソフトの寿命」を迎える
ということになります。
中古スマホを買うときは「よく使うアプリ」の「対応状況」をチェックして、
「あと何年くらい使えそうか」
を考えて購入するようにしましょう。
ちなみに「2017年発売のiPhone 8を2022年に買った」場合、
- iOS 16で対応が終わったと仮定
- PayPayが年1回対応OSを更新
という条件が予測できます。
そして「PayPay」アプリの対応は、
- 2022年:iOS 13
- 2023年:iOS 14
- 2024年:iOS 15
- 2025年:iOS 16
- 2026年:iOS 17
という具合になり「PayPay」換算の寿命だと、
「iPhone 8」は2026年に寿命を迎えそうだ
ということが予測できます。
中古スマホの「寿命」まとめ!

- 寿命には「ソフト」と「ハード」がある
- アップデートが終わってもスマホは使える
- アップデートが終わると対応アプリが減る
以上をふまえて中古スマホを楽しんでもらえればと思います。
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